のんびりドライブしてもいい?

好きなとこ、自分のペースで、車で行きたい

秋晴れ

良いお天気が続くと


彼とのドライブを思い出しちゃう…


のろのろ、あちこち、あてもなく、


BGMは彼の選曲で


あーだこーだ評価を語る彼の話


半分聞き流して


助手席で彼との空間と


すごくやわらかい安心感に


居心地よく、ふんわり過ごしてたのにな


会いたい



元々嫁から


遺影が送られてきた


私も娘も要らないからって。


誰にも知られてなかったただのパートナーの私は


なーんにも関われない


必死で彼との思い出にすがるしかない

もうすぐ誕生日

もうすぐ彼の誕生日。


そして三代目の誕生日でもある。


若園長の三代目。彼がとっても尊敬してた。


誕生日が同じだということ、段取り力に優れていることを彼はいつも嬉しそうに話してた。


三代目に伝えたい。。。


なんて伝えなら良いのかな。


でもびっくりされるよね。


変だよね。。。


葛藤。

私が触れない二人の大事な思い出の車


昨年秋に変えた車。

私の希望を聞いて選んでくれた車。

強がって購入理由は違うこと言ってた。


元々嫁さんが鍵を預かり、管理している。

形見分けにと中を見せてくれた。



必要なものは頂いた。


今年お正月に買ってあげたルームシューズ。身体も足も大きくて、ホテルにサイズが無いから「スリッパ、スリッパ、」って持ち込んでた。大切そうにしてた。その様が可愛かった。彼のよく使ってた袋に入れて持ち帰って来た。



大事な大事な思い出の車。

たくさん乗ったのは間違い無く彼の次に私。

付き合ってた3年間、前の車含めてほぼ毎週ドライブしてたから。

車でお出かけするのが好きな私と

大阪市内だけでなく、広く道を知ってる彼。

それとお酒が好きだったことが二人を繋いだ。

マンション前の公園に停めて、スマホ触って待っててくれた。

私が彼の方へ向かったことは数えるほど。あとは全て迎えに来てくれてた。


頑張って綺麗を保とうとしてくれてた。

洗車もマメにしてた。

駐車場で糞を落とされるねん、ってフロントガラスを拭いてた。

出会った頃の彼ならそんな事してなかったと思う。

少しずつ変わってきてたのを感じてた。

二人の大事な大事な思い出積まれた車。




既にみんなが荷物を確認した後の状態だった。

助手席は私のものなのに。

元々嫁さんに感謝しないといけないこと分かってるけど、悲しすぎる。

なにしてんだろ、私。